今日もお元気ですか?!たきろく整体院の大平です!
スポーツをやられている方に最も多いと言われる
足関節外側靭帯損傷
最近では、フィギュアスケートの羽生結弦選手も
オリンピック前にジャンプの着地でケガをしてしまいました。
サッカー選手の香川真司選手も捻挫で
大事な試合を欠場し苦渋を味わいました。
足関節外側靭帯損傷になった時の治し方や
今後の付き合い方、このケガを起こさない為の注意点など
ご紹介したいと思います。
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足関節外側靭帯損傷とは
足関節外側靭帯損傷とは簡単に説明しますと
足首を内側へ捻ってしまった捻挫
軽いものから重い症状まであるのですが
足首を捻った際に足首の靭帯までも損傷してしまうほど
派手に捻ってしまった症状を足関節外側靭帯損傷と言います。
ほとんどの場合が足首を内側に捻ってしまい
足首の外側の靭帯が損傷することが多いです。
足首?どんな怪我なの?
子供の頃など遊んでいたりして足首を内側へ捻った経験ありませんか?
内側へ「グキッ」と捻ることは実はよくあるんです。
スポーツ選手に多い怪我
サッカーやバスケットボール、バレーボールなど
ジャンプする機会が多いスポーツ選手に多い怪我なんです。
ジャンプ後の着地の際に誤って人の足の上に着地したり
空中でスポーツに意識が集中しすぎてしまい着地失敗したり
その時の状況によって怪我の状態も大きく変わってきます。
もちろん、スポーツ選手だけでなく
一般の人でも起こりえる怪我の一つなんですよ!
・階段を下りている途中で
・路上の石を誤って踏んでしまう
・段差につまづいてとっさに逆足で踏ん張る瞬間
一般の方で多いのはご年配の方の階段での移動でしょうか。
足首の靭帯はどのくらいで治るものなの?
怪我の状態にもよりますが足首の炎症自体は
基本は3週間前後で治ります。
・微少損傷・・・約2週間
・部分断裂・・・約3週間
・完全断裂・・・約6~8週間
完全に断裂してしまった場合はひどく腫れて、疼痛が生じます。
何よりも歩くことができなくなる可能性があるんです。
時間が経てば炎症は収まり痛みも引いてきますが
靭帯というのは再生能力が無い・・・
一度切れると自然に元に戻ることは無いんです。
痛みが引いたとしても靭帯損傷の影響で
足がグラグラと不安定になってしまうので
ちょっとしたことで再度捻ってしまい
足首の捻挫を繰り返してしまうことに!
クセになってしまうんです。
捻挫だけで済めばまだしも状況によっては
筋肉や骨まで傷めてしまうことにもなるかもしれません。
最悪の場合は手術をすることにもなり得ます・・・
軽い捻挫だと油断して甘く見てると大変なことに
若い頃に足首の捻挫を経験した人が、
歳をとり原因不明で足首に不調をきたす事例があります。
特に腫れや痛みを伴う症状の場合は
確実に靭帯が損傷しております。
放っておいたら治った!
確かにそうだったのかもしれませんが
それは炎症による痛みが引いただけであり
靭帯が治ったわけではありません!
若い頃は周りの筋肉が足首を支える役割も担ってくれます。
しかし、加齢により筋肉が落ちてくると支えきれなくなり
足首がグラついてくる可能性があるんです。
先ほどもお伝えしましたが、靭帯には再生能力がありません。
ねんざで靭帯を損傷をしたとしても再生はしないため
損傷したままの状態になっております。
ねんざを繰り返して足首が曲がってしまった
当院の患者さんの例をご紹介いたします。
・治療前
靭帯損傷により
足首がグラグラして不安定な状態になっています。
え?じゃあ靭帯を損傷したら
歳を取ると歩けなくなるの?
ご安心下さい!そんなことはございません!
整体にて治療することにより
歩くことが可能な状態に戻すことが可能です!
・治療後
靭帯が損傷していたとしても一番大切なことは
かかとの骨の位置を戻す
ことなんです!
あまり無理はできませんが安定して歩くことができます。
治療を受けても首の痛みや肩こり、腰痛、
膝の痛みがとれない方はもしかすると、
足首の問題かもしれません。
どなたかに後ろから自分の足の写真をとってもらって下さい。
もしもこのような歪みがある場合は
少なからず原因になっております。
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足首の不調を知らせるサインの見方があります
一度、足首の捻挫をしたことがある方は
ぜひ今すぐチェックしてみて下さい。
いつも外出する時に履く靴底を見て下さい!
特にかかとのすり減り具合はどうでしょうか?
靴底の減り具合が左右対称であれば問題ありませんが
もしも、どちらか一方がすり減っている場合は
足首や足関節が不調をきたしているサインの可能性があります!
足首を捻挫した時はどうするの?予防方法は?
捻挫をした時の状態にもよりますが
まずはRICE処置を行って下さい。
その後、整形外科や整体など診察を受けた方が良いと思います。
怪我の直後はとにかく安静に
おそらく腫れあがって痛みもあり、
動くことが困難だと思います。
動け!という方が無理であり安静にせざるを得ないと思いますが
たまに無茶を承知で動かれる方もおります。
治癒が遅くなるばかりか悪化してしまうケースもありますので
安静におとなしくしていましょう。
ヒマが苦痛で耐えられない方は「寝る」ことをオススメします。
とことん眠って下さい。
寝ることにより自然治癒力もあがりますし、
時間もいつの間にか過ぎますよ
足首捻挫の予防方法はあるの?
一度足首を痛めたことがあり
予防したいという方には腓骨筋群(ひこつきんぐん)
を鍛えることが予防に繋がります。
筋肉をつけることで靭帯をカバーする役割があります。
特にご年配の方は筋肉が落ちている方も多いため
再度の捻挫や、変形性足関節症の予防効果もあるんですよ!
腓骨筋群の鍛え方
腓骨筋群という筋肉はどこにあるかご存知ですか?
足首の捻挫だけに足首の筋肉?
そう思いがちですが違います(笑)
すねの横(外側)の筋肉たちのことを言います。
簡単に説明すると立っている状態でかかとを浮かすだけ
なのですが、実際にやるとかなり筋肉に負荷がかかります。
まずコインを2枚ご用意ください。
無くてもできますが、まずはどこを重心として立つのかを
意識する必要があります。
→
足の裏、親指の付け根部分の下にコインが来るようにします。
→
そのままの姿勢から壁などによりかかりながら
かかとを上にあげます。
→
かかとを上に上げてキープするだけです。どの程度やるかは個人差があると思います。
慣れないうちはかかとを上げ下げするだけでも鍛えれると思います。
慣れてきたらかかとを上げた状態でキープできるといいですね。
ポイントはかかとをあげている際に足の小指を浮かせることです。
こうすることで腓骨筋群に負荷がかかり効果的です。
ただし、重心が後ろにあるとふくらはぎに負荷がかかりがちです。
壁にもたれた状態で行えばすねの横(外側)に負荷がかかります。
どこを鍛えているのか意識しないと意味がありませんので
ご注意下さい。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
歩けるということはとても素晴らしいことです。
その為の足首の靭帯はとても大事なんですね。
軽い捻挫だとしても将来的にトラブルが起きることがありますので
確実に診てもらうことをオススメします。
・足関節外側靭帯損傷とは足首の外側の靭帯に損傷が起こること
・だいたい完治までに3週間前後かかる
・捻挫を軽くみていると老後に足首トラブルが発生することも